トータルWEBマーケティングとは何か? 売上アップへの近道
WEBマーケティングに取り組んでいるにもかかわらず、思うように売上が伸びないという経営者は少なくありません。
SEO対策、WEB広告、ホームページ改善、SNS運用など、さまざまな施策を外部に依頼しているにもかかわらず、全体としての成果が見えにくい状況に陥ることがあります。
その根本的な原因の多くは、各施策がバラバラに行われていることにあります。
この記事では、「トータルWEBマーケティング」という考え方を軸に、WEBマーケティングを統合的に実行することの重要性と、売上アップへの近道について詳しく解説します。
WEBマーケティングの外注先やコンサルティング会社の選定に悩まれている経営者の方には、特に参考にしていただける内容です。
トータルWEBマーケティングとは
トータルWEBマーケティングとは、SEO対策・WEB広告・ホームページ改善・SNS運用・コンテンツマーケティング・データ分析といった、インターネット上のあらゆるマーケティング施策を「統合的・一体的」に行うアプローチのことです。
個々の施策を別々に運用するのではなく、全体を俯瞰しながら各施策が連携・補完し合う形で展開することで、マーケティング全体の費用対効果を高め、売上アップにつなげることを目的としています。
単に複数の施策を並行して実施するだけではトータルWEBマーケティングとは言えません。
すべての施策が同じ方向性・同じターゲット・同じブランドメッセージのもとで統一されて初めて、トータルWEBマーケティングとして機能します。
トータルWEBマーケティングの構成領域
トータルWEBマーケティングは、以下のような領域で構成されます。
まず、自然検索からの流入を増やすSEO対策・コンテンツマーケティングがあります。
次に、即効性のある集客手段としてのWEB広告(リスティング広告・ディスプレイ広告・SNS広告など)があります。
また、問い合わせ・購買につなげるためのホームページ・LP(ランディングページ)の改善と制作があります。
ブランド認知を高めるためのSNS運用(Instagram・X・YouTube等)も欠かせない構成要素です。
さらに、Eメールマーケティングによる顧客との継続的なリレーション構築、そしてGA4・Looker Studio等を活用したデータ分析・レポーティングも、トータルWEBマーケティングの重要な柱となります。
これらの領域をバラバラに管理するのではなく、一つの戦略のもとで統括することが、トータルWEBマーケティングの本質です。
マーケティング戦略全体の中の位置づけ
WEBマーケティングは、全体の戦略の中では一番最下層にある「下流工程(実行施策)」に位置づけられ、SEO対策・WEB広告・ホームページ制作などの具体的なWEB施策になります。
その上流工程として、市場分析・ターゲット設定・自社の強みの明確化・商品コンセプトの策定などがあります。
トータルWEBマーケティングは、この下流工程の施策を統合的に管理することですが、上流工程と切り離した形で機能させることは難しいものです。
上流工程で定めた「誰に・何を・どのように伝えるか」という方向性が、すべてのWEB施策の土台となるからです。
つまり、トータルWEBマーケティングはマーケティング戦略全体において、上流工程の方針を実行に移すための「統合的実行体制」と位置づけることができます。
WEBマーケティングをトータルで行わないことの弊害
WEBマーケティングをトータルで行わず、各施策を個別の業者や担当者に任せている場合、さまざまな弊害が生じます。
一つ目は、施策間でブランドメッセージや訴求内容がバラバラになることです。
SEO対策の担当者、広告運用の担当者、ホームページ制作の担当者がそれぞれ独自の判断で動くと、ユーザーに伝わるメッセージに一貫性がなくなります。
二つ目は、各施策間のシナジーが生まれないことです。
SEOで集めた流入をリターゲティング広告で追客したり、SNSで獲得したファンをメールマーケティングに誘導したりといった連携が機能しなくなります。
三つ目は、コストの無駄が生じることです。
同じターゲットに向けてバラバラな訴求をすれば、広告費やSEO費用が無駄になるケースが出てきます。
四つ目は、責任の所在が不明確になることです。
成果が出ていないとき、どの施策が問題なのかを特定しにくくなり、改善の糸口が見えづらくなります。
これらの弊害を避けるためにも、トータルWEBマーケティングの観点からすべての施策を統括するディレクターが必要です。
マーケティングの上流工程も重要
WEBマーケティングの施策を積み重ねても成果が出ない場合、多くのケースで問題は施策そのものではなく、その前段階となるマーケティングの上流工程にあります。
上流工程が整っていなければ、どれほど優れた施策を実行しても、費用対効果が上がらないという状況が続くことになります。
マーケティングの上流工程とは
マーケティングの上流工程とは、具体的な施策を実行する前の「戦略立案フェーズ」全体を指します。
具体的には、自社・競合・市場環境の分析(3C分析やSWOT分析など)、ターゲット顧客の設定(ペルソナ設定)、自社の強みや差別化ポイントの明確化、商品・サービスのポジショニング設定、訴求メッセージ・コンセプトの策定といった内容が含まれます。
これらは、マーケティング活動の「羅針盤」となるものです。
上流工程が曖昧なままWEB施策を展開すると、「誰に何を伝えればいいのかわからない」という状態になり、成果が出ない原因になります。
なぜ上流工程を整えることが重要なのか
上流工程が整っていないと、WEB施策の費用対効果が著しく低下します。
例えば、自社の強みが明確でなければ、ホームページやLPに書くべき訴求内容が定まらず、ユーザーに響かないコンテンツになりがちです。
ターゲットが曖昧なままでは、SEO対策で狙うべきキーワードも、広告で届けるべきターゲット設定も、精度が下がります。
また、上流工程で競合との差別化が明確になっていれば、その差別化ポイントをすべてのWEB施策に一貫して反映させることができます。
逆に、上流工程が整っていなければ、SEO・広告・SNS・ホームページがそれぞれバラバラなメッセージを発信し続けることになります。
上流工程はマーケティング全体の「土台」であり、ここを固めることがトータルWEBマーケティングの成功につながります。
売上アップへの近道は上流工程からトータルWEBマーケティングまでを一気通貫で
売上アップへの最も確実な近道は、マーケティングの上流工程から下流のWEB施策まで、一気通貫で戦略を立て、実行することです。
上流工程では自社の強みを明確にし、ターゲット顧客のニーズを深く理解する。
それを踏まえて、ホームページ・LP・広告クリエイティブ・SEOコンテンツなどあらゆる接点に一貫した訴求メッセージを反映させる。
そして各施策を連携させながらPDCAを回し、データを根拠に継続的に改善していく。
この一連の流れを断絶なく実行できる体制が、売上アップへの近道です。
WEB施策のみを担当する専門会社と上流工程を担うコンサルタントが別々になっていると、どうしても連携に時間やコストのロスが生じます。
一気通貫で支援できるパートナーを持つことが、マーケティング投資の効率を高める上で非常に重要です。
なぜマーケティング戦略は細分化されるのか
実際のビジネスの現場では、SEO対策・WEB広告・ホームページ制作・SNS運用など、マーケティング施策は細分化された専門会社や担当者に分割発注されることが一般的です。
なぜこのような細分化が起きるのでしょうか。
その背景を理解することで、トータルWEBマーケティングの必要性がより明確になります。
コンサルタント・現場担当者のスキル習得の限界
WEBマーケティングの各領域は、それぞれ深い専門知識と実務経験が求められます。
SEOの最新アルゴリズム対応、Google広告・Meta広告の運用最適化、コンバージョン率を高めるLPデザイン、SNSアルゴリズムの活用、データ分析ツールの活用など、すべての領域で高いレベルのスキルを一人のコンサルタントや担当者が習得するのには限界があります。
そのため、企業はそれぞれの施策において専門会社や専門家を起用するようになります。
しかしその結果として、各専門家が自分の担当領域には詳しくても、全体戦略を俯瞰する視点が欠けてしまうという問題が生じます。
個々の施策の最適化だけに注力した結果、マーケティング全体としての整合性が失われるのです。
トータルのマーケティング施策は検証しにくい
マーケティング施策が細分化されると、成果の検証も細分化されます。
SEO担当者は「オーガニックの流入数」を成果指標とし、広告担当者は「コンバージョン単価」を見て、ホームページ制作会社は「デザインのクオリティ」を評価します。
それぞれが自分の担当する指標を改善しようとするため、全体としての「売上アップ」という目標から視点がズレやすくなります。
また、SEOで流入を増やしても広告でのリターゲティングが機能していなければ機会損失が生じますが、そのような「施策間の連携不足」はバラバラに管理していると見えてきません。
その他、広告で認知が広がったとしても、そのユーザーが自然検索で社名やブランド名を検索してホームページに入ってきた場合、広告運用側の手柄にはならないので、広告運用担当者は社名やブランド名での検索広告も出さざるを得なくなります。
こうした施策の重複や機会損失を防ぐには、マーケティング全体を一つの視点で検証し、改善していくためには、トータルで施策を管理するディレクターが不可欠です。
支援会社のツールが細分化されたものが多い
WEBマーケティング支援会社が提供するサービス・ツールは、特定の施策に特化したものが圧倒的多数を占めます。
SEO対策ツール、広告運用プラットフォーム、ヒートマップツール、SNS管理ツール、MAツールなど、それぞれが独立したサービスとして市場に存在しています。
支援会社もこれらのツールを中心にサービスを構築しているため、自社のサービス範囲内での最適化は提案できても、他の施策との連携まで踏み込んだ提案が難しい構造になっています。
さらに、各支援会社にとっては自社サービスの継続利用が収益の源泉であるため、他の施策との統合という観点よりも、自社施策の独立した成果を強調する傾向があります。
こうした業界構造が、WEBマーケティングの細分化をさらに加速させています。
理想のWEBマーケティングスタイル
では、理想のWEBマーケティングスタイルとはどのようなものでしょうか。
トータルWEBマーケティングを実現するための、具体的な進め方を以下に解説します。
環境分析により自社の強みを明確にする
理想のWEBマーケティングは、まず徹底的な環境分析から始まります。
自社の商品・サービスの特性、競合他社の状況、市場のトレンド、ターゲット顧客のニーズを多角的に分析します。
3C分析(顧客・競合・自社)やSWOT分析を活用しながら、自社だけが提供できる価値、すなわち「強み」を明確に言語化することが第一歩です。
この強みの定義が曖昧なままでは、その後のすべての施策がブレることになります。
環境分析によって自社の強みを明確にすることが、トータルWEBマーケティング成功の出発点です。
強みを商材の「見せ方」に反映させる
自社の強みが明確になったら、次にその強みを商品・サービスの「見せ方」に反映させます。
どのような価値を、誰に、どのように伝えるかという訴求メッセージを策定し、それをコンセプトとして確立します。
この段階での見せ方が適切でなければ、どれほどアクセスが増えても問い合わせや購買につながりません。
例えば、価格競争力が強みであれば価格メリットを前面に出した訴求を、技術力やノウハウが強みであれば専門性や信頼性を強調した訴求を設計します。
強みと見せ方が一致したとき、マーケティングの費用対効果は劇的に改善します。
強みをホームページ・各種媒体に反映させる
商材の見せ方が定まったら、それをホームページ・LP・各種WEB媒体に一貫して反映させます。
特に、集客の最終地点はホームページのサービスページになるため、ここで十分な説得力のある訴求が出来ていないと、すべてのマーケティング施策が無駄になります。
強みを明確に、かつ説得力を持って伝えるホームページとLPがあって初めて、集客施策が成果に結びつきます。
各種集客戦略は「強み」を軸に展開する
ホームページや各種媒体への訴求が整ったら、集客施策を展開します。
ブログ・コラム、そして広告のランディングページ、広告バナー、広告文に至るまで、すべての接点で一貫したメッセージを発信することが重要です。
ここで強みを一貫して訴求できていないと、ユーザーは見る媒体が変わるたびにそのブランドの強みの認識が変わってしまい、情報が信用できなくなってしまいます。
SEO対策では自社の強みや商品・サービスに関連するキーワードを中心にコンテンツを充実させ、検索ユーザーに自社の価値を伝えます。
WEB広告では自社の強みが刺さるターゲット層に絞って配信し、強みを広告バナー、広告文に散りばめて訴求していきます。
SNS運用では強みや価値観を反映したコンテンツを発信し、ブランドの認知と信頼を積み上げます。
すべての集客戦略において、自社の「強み」が一貫したメッセージとして貫かれていることが、トータルWEBマーケティングの要です。
データ分析により訴求が適切か振り返る
集客施策を実行したら、データ分析によって訴求が適切かどうかを継続的に検証します。
GA4などのアクセスデータを様々な切り口で分析できるGoogleのData Studio(旧Looker Studio)などに展開し、詳細に解析していきます。
どの流入元のユーザー滞在時間が長いか、どの流入経路のコンバージョン率が高いか、どのコンテンツがユーザーに響いているかを分析します。
データは施策の成果を数値で示すだけでなく、ユーザーのニーズや行動心理を理解するための重要な手がかりです。
定期的なデータレビューをプロセスに組み込むことで、トータルWEBマーケティングのPDCAが回り始めます。
次の戦略・施策を実践する
データ分析の結果を踏まえて、次の戦略と施策を立案し、実行します。
成果が出ている施策はリソースを集中して強化し、成果が出ていない施策は原因を分析して改善策を講じます。
ユーザーのニーズが変化したり、競合の施策が変わったりすることも多いため、一度設計した戦略に固執せず、市場環境の変化に応じて柔軟に戦略を更新することも重要です。
PDCAを繰り返す中で、自社の訴求はどんどん磨かれ、マーケティングの精度が上がっていきます。
トータルWEBマーケティングは一度で完成するものではなく、継続的な改善のサイクルの中で成熟していくものです。
「強み」が適切ならブランド化も成功する
トータルWEBマーケティングを継続的に実践していくと、単に売上が上がるだけでなく、中長期的にはブランドとして市場に認知されるようになります。
ブランド化は一朝一夕には実現しませんが、適切な「強み」を軸にした一貫したマーケティングが、自然とブランディングを推進します。
商材の「強み」が適切なら認知を高めれば売上に反映される
自社の強みが市場のニーズと合致していれば、認知度が高まるにつれて売上も比例して伸びていきます。
SEO対策やSNS運用によって検索流入や閲覧数が増え、WEB広告で新たなターゲット層にリーチが広がることで、自社の強みを知るユーザーが積み上がっていきます。
この段階では、広告費をかけなくても自然に問い合わせや購買が増えていく状態に近づきます。
強みが適切であれば、認知拡大のための投資が無駄になりません。
逆に強みが曖昧なままでは、認知が広がっても「なんとなく知っているが選ばない」という状態が続き、売上への反映が弱くなります。
商品カテゴリーの中でその状態が続けばブランド化される
特定の商品カテゴリーや市場において、「この分野といえばこの企業」という認知が積み上がった状態がブランド化です。
トータルWEBマーケティングを通じて自社の強みを一貫して発信し続けることが、このブランド化を加速させます。
SEOで特定のキーワードで常に上位表示されること、SNSで一定のフォロワーから支持されること、口コミや紹介が増えることが重なると、広告費をかけなくても集客できるブランド力が育ちます。
ブランド化が実現すると、価格競争に巻き込まれにくくなり、利益率の改善にもつながります。
短期的な売上アップと中長期的なブランド化を同時に実現するためにも、トータルWEBマーケティングの一貫した実践が重要です。
トータルWEBマーケティングのご相談はOrbit Managementへ
トータルWEBマーケティングに悩んだら
「SEO対策、WEB広告、ホームページ改善をそれぞれ別の会社に依頼しているが、全体として成果が上がっていない」という状況でお悩みの場合は、Orbit Management株式会社にご相談ください。
Orbit Managementは、トータルWEBマーケティングコンサルティングの専門会社です。
選ばれる理由の一つは、すべてのWEBマーケティング施策をワンストップでディレクションできる点にあります。
SEO対策・WEB広告・ホームページ改善・LP制作・SNS運用・データレポーティングまで、すべての施策を一気通貫でマネジメントします。
担当者がバラバラにならないため、コミュニケーションのロスがなく、ブランディングの方向性が統一されます。
また、自然流入・コンバージョン数アップの実績が豊富な点も強みの一つです。
BtoBからBtoC、ローカルビジネスに至るまで、業種・業態を問わずSEO対策とコンテンツマーケティングによってアクセス数を大きく伸ばし、コンバージョン率改善も多数実現しています。
「2年で売上1.6倍」「5年で売上2倍」「2年で売上3倍」など、具体的な売上アップ実績が豊富です。
詳細なデータ分析に基づく根拠ある施策提案、そして売上という最終目標にこだわったコンサルティングを行っています。
WEBマーケティングをトータルで見直したいとお考えの経営者の方は、まずは資料請求やスポット診断(無料)からご利用いただくことも可能です。
WEBマーケティングで成功するために
WEBマーケティングには、SEO対策、広告運用、SNS、ホームページ制作など様々な手法がありますが、顧客認知を高め、問い合わせを獲得し、中長期的にブランディングをしていくためには、総合的かつ一貫性のある施策でないと効果が低くなります。
例えば一般的なWEBマーケティングは、SEOによってウェブサイトへのアクセスを増やし、リターゲティング広告でそのリストに追客し、リードが獲得できた場合はEメールマーケティングなどで長期的なリレーションシップを構築するなど、各施策が次の施策へバトンを渡すような形で進められます。
そのため、バラバラの担当者に個々の戦略を実行させてはこれらを連携させることができないのです。
総合的かつ一貫性のある施策が出来ていないなど、これまでのWEBマーケティングでなかなか結果に結びつかないという方は、お気軽にOrbit Managementへご相談ください。まずは、今の施策よりもベターな方法があるかどうか、アドバイスをさせていただきます。
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